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科学・テクノロジー

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インスパイリング・エクササイズ(DVD付)

[ 大型本 ]
インスパイリング・エクササイズ(DVD付)


【SDP】
発売日: 2006-11-16
参考価格:
販売価格:
インスパイリング・エクササイズ(DVD付)
 
カスタマー平均評価:  4
たぶん、いろいろな先生のエクササイズやストレッチを取り入れた本なんだと思いますが、
どういった趣旨で取り入れたのかがよく分かりません。
良さげなものを組み込むのは良いことだけでなくマイナス面もあります。
買われる方は自分の目的に合ったものかどうか確認されてからのほうが良いと思います。 よく分かりません。
この種の本を買うのは初めてだったのですが、3週間続けて下半身にかなり効果がありました。きつすぎず適度に汗もかけて個人的にはやってよかったです。難点は慣れるまでは10分で基本を終えられない点、DVDは付録というより見るべきもので、テキストを読んでいるだけだと「そうするんだったの!?」と思う節が多い点でしょうか。 私には合いました
種類もそんなに多すぎることがなく、メニューもきつすぎることもなく、それでいて、しっかり効果が出るDVDです。
何より、基本の10分と全部が含まれた30分のコースがあって、コースを選べるのと、説明なしで何度も繰り返せるのがいいです。
DVDによっては毎回説明聞かなきゃいけないものもあったので…。
確かに、6畳一間だとちょっとしんどいかもしれないですが、なんとか、寝て大の字になれるスペースがあれば十分できるはず。そんなに動き回るわけじゃないし。

シンプルですが、それがゆえに取り組みやすいし、お勧めのDVDです。
もちろん十分いい汗かけると思いますよ☆ よかったです☆
寝た状態で脚を上げて横に倒したりなど、それなりに広いスペースがないとできないので狭いワンルームでは無理でした。
全体的に動きが複雑で難しかった。
意味のわからないままDVDを見ながらとりあえずやっていたら脚の付け根や膝が痛くなってしまい、残念ながらあまり効果も見られず。 狭い部屋では無理かも
いろいろな評価があるようですが、私は基本的に満足しています。

購入してから3ヶ月余り経ちました。
正直、現在でも毎日続けているのは10分間のエクササイズのみです。
DVDを4?5回みてしまえば、10分エクササイズはほとんど覚えてしまうので、
寝る前にTVを見ながら気軽に出来てとても良いです。

常に腰痛持ちで、月に1?3回は整体に通っていたのですが、今はほとんど
通わなくて済んでいます。
それに毎日会う母から、お尻が小さくなったと言われました。
ですが、痩せるためにはこの10分間だけでは難しいと思います。

私の場合、今は他のDVDエクササイズもやっているのですが、それでも一日の最後には
この10分間エクササイズを行っています。
やはり女性にとって骨盤は重要な部分だと思うので、毎日の骨盤ケアのために
これからも続けたいと思います。
整体の回数が減った

時間はどこで生まれるのか (集英社新書)

[ 新書 ]
時間はどこで生まれるのか (集英社新書)

・橋元 淳一郎
【集英社】
発売日: 2006-12
参考価格:
販売価格:
時間はどこで生まれるのか (集英社新書)
橋元 淳一郎
カスタマー平均評価:  4
物理学者が描く斬新な時間論。著者は哲学者マグダートの用いた時間系列を利用し、物理学的事実を踏まえながら論を構築して行く。
例えば光子干渉の実験を踏まえた上でミクロの時間について考えたり、エントロピー法則を踏まえた上でマクロの時間について考えたり、と。

自分はまず本書に記された物理学的事実に驚いてしまった。当然、そこから構築されていく時間論にも驚いてしまったのはいうまでもない。
これまで自分も幾度か漠然と時間について考えてみた事があったのだが、振り返ってみてそれがいかに科学を無視したものであったかという事を痛感した。著者の言う「近代以降の哲学と科学の乖離」というのもほぼ同じ意味だろう。
またその驚きは同時に卓抜した作者の科学的考察に対する物でもある。例えば「意思」の誕生に触れる話。これまで全く自分が考えてもみなかった方向からのアプローチで非常に興味深かった。

『人間的時間と物理的時間の統合』という新しい試み。好奇心が満ちるというより、好奇心が湧いてくる。そんな一冊である。 斬新な時間論
なぜだろう。1冊読み終えて、頭に残っていたのはファインマン図形くらいだった。時空は実数と虚数だと言うけれど、その根拠、それが意味するものがわからない。時間のグラフに出てくる「非因果的領域」とは何なのか。このグラフで筆者は何を言おうとしたのか。この本全体で何を主張したかったのだろう。各節で述べていることはある程度なるほどと読んでも、全体像が見えてこなかった。読む側の問題と言われれば、それまでだけれど。 もう少し易しく書けなかったか
「多少の知的好奇心を持つ一般人」の一人として、非常におもしろかった。本論の中心ではないところだが、少なくとも1兆個の原子がなければ生命は存在できず、それがまあミクロとマクロの境目の参考かな、と書いてくれただけでも、「じゃあ9985億2703万124個のときはどっちなのか」という方向でものを考えるレベルの自分にとっては、ずいぶんありがたいこと。ミクロの世界には時空がないということも、説明が平易なためスムーズに納得できた。
「自由」や「意思」という言葉が比較的あっさりと使われていることに対しては、当然「それでいいのか」という疑問も感じるものの、そこは自分で「とはいえ脳関連の研究によれば、意思というのはわりと脆弱というか、生物は意外と機械に近いという考え方もある」みたいなことをパッケージにして註として入れたつもりになれば、ことさらに気にすることもなく読み進められた。
ただ、やはり冒頭のレベルの読者としては、宇宙という「一覧表」を、自分がどちら方向に走査しているとしても、とにかく、「なぜ私の走査は、私にとって、連続していると確信できてしまえるのか」が知りたい。行間に書いてあるのかもしれないが、本当に痒いところは(自分は)やはりまだ痒い。ただ、痒いところを一応「またいでくれた」感はあって、十分に楽しめた。 十分におもしろかった
 色や温度と同様に、時間・空間も物理的実在ではない。相対論的世界には一定方向に流れる時間が存在しないし、量子論的ミクロ世界では因果律や排中律さえ成立しない。「時間をはじめとする物理量は、その系がマクロな観測装置と相互作用する過程においてのみ出現してくる」(p68)
 では、なぜマクロな世界には時間が立ち現れるのか? 著者はハイデガーの名を引きつつ、「『私』と世界との関係は、時間性の中にある」(p76)と答える(ただし「私」に「細胞(=生命としての私)」までも算入し、外界からの刺激を過去、反応を未来と定式化するところは、ハイデガー的と言うよりユクスキュル的かも)。
 次に、時間の不可逆性の問題。著者は熱力学的なエントロピー増大の法則に不可逆性の源を見る考え方には否定的(p113。但し先行レビュアーからの疑義も参照のこと)。著者によれば生命=秩序はその定義からして生存を意志し、故に価値として現象する(「生命=秩序=価値」)。そしてマクロな現象の総体における生命=秩序の圧倒的な希少性ゆえに世界の遷移は不可逆的な秩序崩壊過程と観ぜられ、時間の向きが生じる…情報論的エントロピーを持ち出した点が新味か?
 率直に言って、量子論的世界での時間の非在の説明は興味深かったものの、時間の生成を論じるにあたって「自然選択」や「自由意思」を持ち出す点(p119)には、かなり違和感がある。他方、人間が過去に遡ることの不可能性を論じた件りは非常に説得的。反粒子のように、過去に遡る物質はいくらでもある。しかし、エントロピー減少の法則が成立する宇宙に「意思」は存在できない。故に、人間が人間のまま時間を遡ることはできない(p157)。納得。 むしろ時間が生まれる前についての話が啓発的・・・っぽい
実生活に全く役に立たない知識ですが、好奇心が満たされる感覚をしっかり味わえます。満足感は相当なものです。値段を考えれば絶対に割安。オススメです。

高校生程度の知識で読めるよう、理屈も文章も平易な形です。時間論という未経験の分野を知る良い機会ですよ。 時間論未経験者は必読!

インド式計算ドリル―九九を卒業した人みんなに贈る魔法の計算トレーニング

[ 単行本 ]
インド式計算ドリル―九九を卒業した人みんなに贈る魔法の計算トレーニング

・中村 亨
【晋遊舎】
発売日: 2007-03
参考価格:
販売価格:
インド式計算ドリル―九九を卒業した人みんなに贈る魔法の計算トレーニング
中村 亨
カスタマー平均評価:  4.5
これと同じような本を4,5冊購入し、すべてやってみましたが、
この本が一番よかったです。
理由は、速く計算するための考え方の解説が一番わかり易く、実践的だと感じたからです。
インド人が速く計算できるのは、頭がいいからではなく、
速く計算するための仕組みを理解しているからだということがよくわかりました。

今の日本人の教育には、この考え方は組み込まれていないので、習得するためにはやはり訓練が必要です。
ただその考え方自体は難しいものではないですし、誰にでも習得できるものだと思います。
知的能力を高めるためのベースとして、計算力をアップさせたい人の入門書としておすすめです。 速く計算するための【考え方】を学ぶ本
くり上がりのあるたし算
29+48
=29+(1+47)
=(29+1)+47
=30+47
=77
ご名答!

25×25=625
35×35=1225
45×45=2025
55×55=3026
65×65=?
そう、ここまでくれば、もうネタもわかるはず。
でもくれぐらいなら、日本式でもできるのでは?

インド式のすごいところは、
1112×1314
でも暗算で出来てしまうところ。
「0」を発見した国、インドの人の計算にかける情熱が感じられる一冊。
IT界の人材バンクインド発、たかが計算、されど計算。 似たものが多い中、本家本元はこの本
発想や着眼点を変えると、計算はこんなに簡単で面白くなる! インド人の皆さんにはホント頭が下がります。ただし、私のように頭が固い人は一辺に最後までやらないよう注意。計算用紙と筆記具を用意して、少しずつユックリと何度もチャレンジして身に付けていきましょう。

少しずつユックリと勉強
小学生の頃から、計算が苦手でした。
83X87を2秒で、答えられるようになる為に買いました。
83X87は、(8X9X100)+(3X7)=7221と計算します。
この計算方法の理由を読むと、なるほど?と思います。

インド式計算は、掛け算の事かと思ってたら
この本には、足し算,引き算から始まって、割り算まで載ってます。

様々な場合に分けて、計算方法が記述されます。
マスターして、周囲を驚かしたいです♪ 計算が得意になろうと思って。
計算が速くなれば、その分、試験で算数・数学の応用問題を解く時間が増えます。日本の算数教育が低下しているなかで、是非とも現場に取り上げて欲しい計算方法だと思います。 計算が速くなる

脳をきたえる インド数学ドリル 入門編

[ 大型本 ]
脳をきたえる インド数学ドリル 入門編


【日東書院本社】
発売日: 2007-03-31
参考価格:
販売価格:
脳をきたえる インド数学ドリル 入門編
 
カスタマー平均評価:  4
小学校のときに習う筆算の方が使い勝手がいいのでは?

きたいはずれかも
テレビでニヤンタさんを見て、興味をもって、買ってみました。
確かにおもしろいし、脳のトレーニングにはなるかと思います!が、紙に書いたりすれば、解けるのですが、これを全部頭の中でできるか、といえば、無理です。
劇的に計算が速くできるようになるわけではないんですね。
やっぱり、基礎が大事ですね。基礎が鍛えられているからこそ、インドの人たちはこのような計算方法を活かせるのではないでしょうか。

でも、興味深いですよ、インド数学!! 数学苦手者には・・・
私は恥ずかしながら、計算がニガテです
電卓がない時ウーンウーンといいながら必死になって計算します(紙があればいいですけど)
今話題のインド数学、簡単に2桁の掛け算が出来るの言葉に釣られて試してみました

75×75は計算の出来ない自分でも解けました
それ以外はと言うと、
足し算・引き算の暗算が出来ない人には
結局、紙に書いて計算する事になります
掛け算より、足し算・引き算の暗算方法はないのでしょうか????(笑)

掛け算でも色んな計算の仕方があって楽しいと思います
升目を使った計算は桁が大きくなっても、計算の出来ない自分がラクチンに解けてしまうのが良かったです 計算できない人には暗算できないよーん
インド人は学校で2桁×2桁の掛け算の暗算を習う・・・
というのは多くの人が知っていると思います。

しかし、ここで「自分も2桁×2桁を覚えてみよう」
と思う方は少ないのではないのでしょうか?

この本には、2桁の掛け算の仕組みが"非常にわかりやすく"書いてあるので、
簡単に理解できると思います。
ただし、利用できるようになるまでには多少の努力が必要です。 掛け算は驚異的にできるようになる
ニヤンタ・デシュパンデさんが書かれているか、あるいは監修しているインドの数学計算であればニセモノはない、と断言します。最近、この手の本で悪質なモノが出回っている、そういうニュースを見ました。

本著は「誰でもピカソ」にも出演された、ニヤンタ・デシュパンデさんが監修されているインド計算の入門編ですが、こういう考え方があるのだなあ…と思い購入してからもビックリしました。

75×75、インドの方々は2秒で出来るというのも、理屈を理解したら…インド人でない僕でも2秒で出来るようになりました。さすが「ゼロ」という概念を発見した国ですね。

これから、理科系・ITの分野などはインドの方々で全て事足りるかも知れません。それだけ、日本人が「ゆとり教育」という名のもと、子ども時代に勉強をしなさ過ぎた…そのツケがとうとう回り始めて来ました。そういう事です。

このぐらいの計算は、従って日本も取り入れる柔軟性が必要!お薦めします。 たけしの誰でもピカソで紹介されていた、これぞ本物!にせものにご用心を。

未来を予測する技術 [ソフトバンク新書] (ソフトバンク新書 46)

[ 新書 ]
未来を予測する技術 [ソフトバンク新書] (ソフトバンク新書 46)

・佐藤 哲也
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2007-08-16
参考価格:
販売価格:
未来を予測する技術 [ソフトバンク新書] (ソフトバンク新書 46)
佐藤 哲也
カスタマー平均評価:  4
 地球シミュレータを用いた予測の話が紹介されており,環境問題等に対してシミュレーションがますます大きな役割を演ずるようになることを納得させられる。シミュレーション技術のひとつの究極の姿が明快に示されている良書である。
 ところで,このタイプのシミュレーションは,同時期に同じ出版社から出た「心はプログラムできるか」(有田隆也)によれば「対象とする現象をそっくり模擬」するための「従来型シミュレーション」ということになる。要素還元的な方法論の限界というものが,本書に書かれている丸ごとシミュレーション(「ホリスティク・パラダイム」と筆者は呼んでいる)で本当に解決できるのか,あるいは,種を巻いて「創発」させるタイプのシミュレーション(心はプログラムできるか)が必要なのか?
 いずれにせよ,この種のシミュレーション技術は社会の方向性を決める際に必要不可欠であろう。ただし,今後期待することとして書かれている「個人というレベルでもシミュレーションが活用されるようになる未来」(180頁)には明るいものを感じにくい。「生き方のシミュレーション」というものがよくわからないが,「この会社をやめてフリーになったときの年収予測*万円」とか,「この人と結婚したらこういう子供が生まれる確率80%」という類いの予測とするなら,「新鮮な気持ちで未来に夢を持つことができる」だろうか? 逆のような気がしてならないのだが。 シミュレーションでどこまで?を考えることのできる良書
日本学術会議の月刊誌「学術の動向」2007年7月号において、この分野の日本の第一人者として佐藤 哲也さんは「未来を科学するシミュレーション」という原稿を書かれています。本書はそこで述べた内容を新書用にふくらませたもののようです。コンピュータの処理能力は指数関数的に年々向上しています。そのため、シミュレーション科学は、将来にわたって発展する有望な学問領域です。この学問分野に興味がある人にとっては広い意味でのこの分野の最近の動向を知ることが出来るので、有益な本と思います。シミュレーションによる地震の予測がなぜ難しいのかの説明はとてもわかりやすく、また、どうすれば予測の精度上げられるかについてのアイデアも説明されており好感が持てます。残念な点は、地球温暖化の議論に貢献している地球シミュレータの結果の解説が少ない点です。 地震予測はなぜ難しいか?
過日、福岡伸一氏の『生物と無生物のあいだ』を読んだ。美麗な文章で魅せる分子生物学のガイダンスで、野口英世氏の幻影に物申すといった印象だったが、結局、動的平衡のメカニズムは不可思議で謎に包まれたまま、という、生命や自然の奥深さに驚嘆して終わった。
本書は、コンピュータ・シミュレーションという、一見、生命や自然とは無縁の技術の解説本かと思いきや、著者の主張がまさに、「今後の科学は動的平衡にあるシステムをホリスティックに考えるべき」という一貫した方向性を示しており、21世紀科学の課題を、この2冊からまざまざと実感させられた。
素人からすると、生命を研究するのに多くのマウスの貢献を必要としたり、温暖化を予測するのに膨大なエネルギーを消費するという、ある種の矛盾を感じつつも、デカルト的な要素還元の科学を卒業し、超専門的な、多様な分野の協調から考察する科学の時代になっているのだと感じた。
著者の言う、「地下核実験の代替としてシミュレーションをしている場合ではない」というのはまったく同感で、「他にやることはいっぱいあるだろう」という思いを強くした。 動的平衡にあるシステムをホリスティックに考える

たたかわないダイエット―わが娘はこうしてスリムになった! (講談社プラスアルファ文庫)

[ 文庫 ]
たたかわないダイエット―わが娘はこうしてスリムになった! (講談社プラスアルファ文庫)

・丸元 淑生
【講談社】
発売日: 2000-06
参考価格:
販売価格:
たたかわないダイエット―わが娘はこうしてスリムになった! (講談社プラスアルファ文庫)
丸元 淑生
カスタマー平均評価:  5
 わたしは減りすぎるのを44kg代におさえていく
というので、食べることは太る事ではないと
栄養科の先生に教わりながらもう今は自分で
これはなにカロリーとめやすもコントロールも
自分でつくようになりました。

 心臓の手術をしましたので食料は大切な課題でした。
最初は計算プリントをもらいましてそれをみながら
一日に食べたものをまずノートすることが大切です。
ダイエットもおなじです。この本は父親がプリント役
になっていますね。計算したキロカロリーはちゃんと
数字ででてきますから、安心してたべて無理がいけない
わけでして。ちゃんと食べられるそしてスリムに。
こんなよい本はありません、是非一読推薦します。

食欲と口寂しい、、、
 この本は丸元氏と、渡米後の食生活の変化で激太りしてしまった
自分の娘との会話形式で『いかに栄養価は低いくせにカロリーが
高いものを食べ続けてきたのか?』『食事を摂取しているのに
満たされていないのは何故か?』が分かりやすく解説してあり、
『何故小生がピザをあのバイクごと食べていたのか?』『何故
バファローの踊り食いをやめることが出来なかったのか?』(んっ!?)
が理解でき、その上で大きな負担を強いられる事も無く、早速
スーパーで大豆や三分づきの米を購入するなどしてこの本に書いて
ある事を実践する事が出来た。 食べ続けちゃった理由がここに…
実を言うとこの本に書かれている事は全部知ってる事ばかりでした。
しかし、知っててもやってなかった事ばかり。
物凄く反省しながら読みましたよ。

この本に書かれているのは、さあ!ダイエットするぞ!と言って
期間限定でがんばるダイエットではないのです。
毎日無理なく当たり前に何をどう食べるかが書かれています。
がんばって食べないで痩せたりする事がどれだけ逆効果だと言う事
が実に解り易く解説してある非常に良心的な本です。
お陰様でとりあえず3キロ落ちました。
食事関係のダイエット本の中ではやっぱりコレが一番すばらしいんじゃ
ないかと私は思っています。 食事はコレで痩せます
何度挫折したかわからないダイエット。

この本と出合ってやっと克服できました。

この本に書かれた通りの食生活をして20kg体重が減りました。

もう嬉しいを通り越して、著者の方にお礼が言いたいです。 感謝!感謝!
これはダイエット本ではなく、正しい食事の組み立てを続けていれば、痩せるという効果は後から当然的についてくるという至極当たり前なことが書いてあります。丸元方式をどうやって実践すれば良いのかがイメージでき、読者の生活と直接関わり得る内容になっています。 ダイエット本ではない

あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ

[ 単行本 ]
あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ

・セヴァン カリス=スズキ
【学陽書房】
発売日: 2003-07
参考価格:
販売価格:
あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
セヴァン カリス=スズキ
カスタマー平均評価:  5
この本は以前から知っていましたが、実はそれほど興味を持ってはいませんでした。12歳といったら日本では小学6年生、その年齢の子が世界の重鎮に向かってスピーチをしたという事実だけでここまで話題になっているだけではないのかと捻くれた見方をしていたのです。
しかしたまたまこの本を手に取る機会があり、一読してそんな思いは吹っ飛びました。実に自分がこれまで聞いてきたどんな大人のスピーチよりも胸に響いたし、論理的で説得力に富み、何より共感が持てる内容でした。
これは本当に12歳の子が作った文章なのか、よほど推敲を重ね、色んな人にも見てもらって完成した原稿だったのだろうと思っていたら、実はスピーチの会場に向かう間、揺れる車体を机に僅かな時間で書かれたものであった事を知り、二度びっくりしました。
けれど、そんな疑問と驚きも、このスピーチが生まれた経緯を考え合わせていくうちにだんだん解消されつつあります。

この少女のスピーチがどんなお偉方のものよりも人々の心を打ったのは、ただこの事を伝えたいという思いだけで造られていたからではないでしょうか。他に何の思惑や意図も絡まない、これまで自分達が学んできた事や考えていることをとにかく皆に知ってほしい。そんな彼女の真摯さがそのまま言葉になっているからこそ、今も多くの人達の共感を呼んでいるのではないかと思うのです。
読み終わった今だから言えることですが、例えこのスピーチが世界の表舞台でなく名もない講演会で発信されたものであっても、自分は同じような感動を覚えたでしょう。今12歳である方へ、かつて12歳であった方へ、幅広くお勧めできる良い言葉、良いスピーチです。

かくいう自分も12歳を(遙かに)過ぎてはいますが、まだまだこの時の彼女よりも勉強不足です。せめて少しでも追いつけるように日々自分なりの言葉を探していきたいものだと思っています。 伝えたい言葉
10年以上前のリオ・サミットで 
12歳の女の子が世界の指導者達を前に 
話したスピーチ。聞いた多くの方が涙を 
流しました。 

------------------------------------ 
オゾン層にあいた穴を 
どうやってふさぐのか、 
知らないでしょう。 

死んだ川に 
どうやってサケを呼びもどすのか、 
あなたは知らないでしょう。 

          絶滅した動物を 
  どうやって生きかえらせるのか、 
    あなたは知らないでしょう。 

                そして、 
 今や砂漠となってしまった場所に 
どうやって森をよみがえらせるのか、 
     あなたは知らないでしょう。 

    どうやって直すのか 
    わからないものを、 
    こわしつづけるのは  
    もうやめてください。 

(一部抜粋です) 
------------------------------------ 

環境問題は私たち大人が子ども達のために 
解決しなければいけないことだということが
伝わってきました。 おすすめの本です。
私がこのスピーチに共感したのは、主張の妥当性です。

大人が下した決定が、環境問題の原因となることが少なくない。
大人が自分たちの利潤追求に熱中している間にも、
地球上の空気、水、食べ物が汚染され、資源は枯渇し、
動植物が絶滅の危機に追いやられている。
どうやって直すのかわからないものを壊し続けている、
この状況を打開する政治的決定ができないでいるのは、
我々大人の責任だ。

「不言実行、なにをいうかではなく、なにをするかで
その人の値打ちが決まる」と言ったセヴァンは、
環境問題を通して、我々に人としての生き方を問うていると思う。 人としての生き方
感動しました。お父さんが帰ってきたときに、私はすぐに6分間のスピーチの音読をしました。お父さんも感動していました。学校で水や電気のむだづかいをなくすようにポスターを作りました。みんなにわかってもらうのはたいへんです。でも、地球のために私ができることがわかりました。ハチドリのひとしずくの話も大好きです。 8歳の私にできること
国連の「地球環境サミット」(1992)での12歳の少女の実際のスピーチ(和訳+原英文)と、その背景を描く。
「なぜあなたがたが今、こうした会議に出席しているのか、
 そして一体誰のためにこれをやっているのか、どうか忘れないで下さい。
 ―それは、私たち、そう、あなたがたの子供達のためだということを」

「おききしますが、私たち子どもの未来を、真剣に考えたことがありますか」
(あなたがたにとって、私たちのことは、果たして重要なことなのでしょうか?)

一言一言が、心を打つ一冊。
親たち自身が、真剣になって考えなくてはならない問題に直面していること、そして
いつも「今だけ」「自分たちだけ」を追う大人達が、長期的な視点、大きな視野で
物事を捉えなければならないという、「当たり前なはず」のことを、彼女は訴えている。

「石油の埋蔵量は、あと○○年」、これを「私達が生きている間は大丈夫だろう」と
考える大人に、我々は知らず知らずのうちになっているのではないだろうか。

考えよう。そして一つでも二つでも実行しよう。具体的に動けるヒントは満載されている。
今だからこそ、そして、今でなければできないこととして。 考えよう、そして実行しよう。そのヒントは満載!

スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)

[ 新書 ]
スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)

・伊藤 智義
【集英社】
発売日: 2007-06
参考価格:
販売価格:
スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)
伊藤 智義
カスタマー平均評価:  4.5

スーパーコンピュータや天文学という一般人(私のような)には縁がない難しい本だと思っていた。
2,3日机に置いてから読み出すと、こんな面白い本ってあるのか?という感じで一気に読み終えた。

それは筆者の苦労と実績に裏打ちされた確かな部分と脚本家の類稀な文章力、
それと杉本語録にある”易しい言葉で解り易く説明する”を真っ先に実践している。
それらは人間の純粋な知識欲をシンプルに刺激してくれる。脳が楽しいよ嬉しいよと喜んだ。
新書で値段が安いのもブルーバックスから道を開いた筆者のこだわりとも解釈しとても嬉しい。

筆者はGRAPE-1の成功をサラッとまたコストも20万円と言うがそれは純粋部品代であり
実際は筆者やプロジェクトメンバーの情熱、エネルギー、革新性などを(換算できないが)
加えるとその後のどの高機能で高価格なGRAPEよりも高付加価値だと思う。
0から1が自分の本分と言う筆者の面目躍如である。そういう意味でこれも語録の
”世界の誰もやっていないことをやって” 世界一になったのだと思う。

日本の科学者も素晴らしいと思えた。 知識欲を気持ちよく刺激する本
 著者は計算機科学の研究者。もともと天文学上の問題を解決しようと、安上がりなスーパー・コンピューターを開発することからはじめ、次々と新機軸を開発、たちまちスパコン界の英雄となったことで知られる。
 本書は、自身による半生記であり、スパコン開発の経緯を中心に、漫画『栄光なき天才たち』の原作を手掛けたこと、銀河に関する理論などが語られている。天才の人生とは、こういうものかと思わされる。
 まさにサクセス・ストーリーを地で行くものであり、高校生などが読めば、将来への希望とやる気が湧いてくることだろう。
 一方で、自分語りが強烈すぎる、東大の内輪ネタに走りすぎているなどの欠点もある。 伊藤智義一代記
私自身は技術者ではないが、本書はとても楽しめた。

私にとって本書は、「コンピュータ開発」を描いた本ではなく、
「課題を克服するためのアイディア」本として読むことができた。

その創造性、アイディア、情熱に敬意を表したい。 課題解決の物語
暑い日には冷たいジュースなんかより熱いお茶が一番。
真夏の熱帯夜にピッタリの『熱い本』です。

「小難しいコンピュータの本だろ」と早合点するなかれ。

ページをめくる指がとめられず頭のなかの田口トモロヲは朗読を続け、
ペルセウス流星群が夜空を駆け巡るころ、
中島みゆきの歌声(もちろん脳内)とともに、一気に読み終えました。

そう、まさに『プロジェクトX』。

その場が思い浮かぶような文章。
熱いセリフ。
天文学の明解な説明。
各キャラクターのたちかた。
そして菅野美穂への想い(読めばわかります)
本を読む楽しさが詰め込まれていますよ。

私の「この夏の一冊」です!

熱いです!
 ヤング・ジャンプに掲載されていた漫画「栄光なき天才たち」の原作者でもある著者が自ら東大大学院の研究所で携わったGRAPEという重力計算に特化したコンピューターを開発する物語です。

 スーパーコンピュターに伍す演算能力の計算機をコンピューターの素人が汎用品の部品で組み立てるというのは興味深く、たびたび現れる障害を発想の転換で乗り切るところは大きな醍醐味である。ただその描写があっけないので分らない人には、その機微が伝わりにくいであろうが。

 また最高学府東大の中で、かつて話題となった教養学部内論争の内輪話や学部間格差の問題、博士課程後の身の振り方を巡る話なども興味深かった。

 GRAPEという一つのProjectを通して日本の「学」で何が起こっているのかを垣間見ることができた。 ヤング・ジャンプの原作者でもある著者の

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

[ 単行本 ]
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

・エリヤフ ゴールドラット
【ダイヤモンド社】
発売日: 2001-05-18
参考価格:
販売価格:
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
エリヤフ ゴールドラット
カスタマー平均評価:  4.5
本書で「全要素生産性」や「ボトル・ネック」などの言葉を知りましたが、組織の建て直しに奮闘する主人公と、箴言ともとれる示唆を与える賢人、家庭や同僚、それらを取りまとめてそれ自体をひとつの大きな組織と捉えれば、主人公に焦点を当てたとき、ほかの登場人物は主人公が会社という市場でうまく稼動するための「全要素生産性」のパーツのようにも読めました。ストーリーは明快単純で、その割りについ読み入ってしまう、アメリカの良質のテレビドラマを見ているようでしたが、ただ解説の「アメリカが日本の生産性をこれ以上あげさせないために翻訳の許可をなかなか下ろさなかった」という趣旨の言葉がすこし興ざめでした。エグゼクティブが英語に堪能なのは当たり前のことで、もし解説に書いてあることが本当だとしても口コミで伝わって原書で読んでますよね。 買いですが。
話題の書を、やっと読みを得ました。あとがきなどを含め
550ページの大著。携帯して細切れに読むのは、分厚くて困ったりも
しましたが、その分、ハードな内容で疲れましたが、
読後の「読んだなあ」という、充実感は大きいです。

さて、小説形式で、製造業のプロセスの抜本的改善をリアリティたっぷり
に描いているところは、評判にたがわず、読んでいて引き込まれました。
同時に、主人公の頭が工場の生き残りでいっぱいで、家族を省みず、
あやうく、崩壊の危機にもあい、苦悩する姿もリアルに描かれていて、
そういったディテールとリアリティの間に、理論を展開し、合理的に
改善を遂行し、成功にいたる、というところが、単に理論の押し売りでは
なく、読み手にとっても、身近だし、現実感あふれる内容となっている
のではないでしょうか。そこが売れた理由なのかもしれない。

とはいえ、理論はやっぱり難しく、読んでいても改善プロセスや
チームの議論を追跡するのもかなり難しかったです。
そこは、稲垣氏による、親切丁寧な訳者あとがきを読んで、
理論的な背景を知ることができる、という親切なフォローも行われています。
現場回復のリアリティは最高だが、理論はやっぱり難しい
訳あって、再び購入して改めて読み直した。
当時とは転職して職業が異なるものの、やはり現業でも本書の内容は実務に生かせる。

以下のような業務が遂行されている場面は、多くの職種・業種でよくみられる。
(1)out-put効率が良い作業スタイルである
(2)しかしながら売上?利益で計算すると、利益は最大化されていない
(3)でもだれもこの効率第一のやり方が正しい(利益極大化)と信じて疑わない

ボトル・ネックやDBRの考え方は随所で使える。
考え方というよりも概念といった方が正確か。

この本に出会って仕事に対する見方が変わった。
当たり前なことなのに気付いていなかった自分に驚いた。

間違いなく実践的。 いろんな実務に応用できる。
多くの本屋でいまだに平積みされ、
目立つことこのうえない黄色い表紙のこの本を、
「いまさら」と言う恥ずかしさを伴いながらも読んでしまった。

まず第一印象。小説としてはそこそこ面白い。
仕事と家族の両面に問題を抱えた主人公が、学生時代の恩師から少しずつ与えられる
ヒントを元に問題を解決し、最終的には成功を果たすストーリは、
謎解きのスリルと、成功時のカタルシスの両方を与えてくれる。
主人公の本部長昇進後に、やや話がダレてしまったのは少し残念。

小説としての面白さはともかく、この本がもっとも評価される点は、
「一見難しそうな理論の説明に長編小説を用い、十分面白い出来になっている」
と言うことだろう。
理論の説明に漫画や短編小説が用いられること自体珍しいことではないが、
ここまで物語として引き込ませるものは他にないのではないか。
この本がここまで商業的に成功したなら、後追いの小説があってもよいが、
それもないとなると、いかにこの本の出来が突出して良かったかが判る。

この本に紹介されている理論自体は、他のレビュアが指摘しているように、
日本の製造業にとっては別段目新しいことではないのだろう。
むしろ、「この本の理論が画期的」と評価されたこと自体に
欧米の製造業のレベルが見て取れる。

しかしながら、この本を教科書とすべき分野は日本にもある。
それは生産・製造と言った分野ではなく、事務処理の分野についてだ。
一般に日本のホワイトカラーにおける生産性は、
欧米のそれよりも劣ると言われているが、事実に近いと思う。
この本で指摘されるような、目的を見失った「コスト削減」が叫ばれるのが
多くの日本企業の事務作業の実態なのだ。
生産・製造分野だけでなく、事務処理分野にも適用しやすく書かれていれば
もっと良い本になると思うのだが。 ホワイトカラーの業務改善には使えないか
ザ・ゴールについては、何年か前に人の話として聞いていましたが、
今回、あるきっかけからアマゾンルートで購入し、五月の連休を利用して読みました。

この本を読み進むにつれて、これはトヨタ式だと感じました。
問題に取り組むスタイルも一人ではなくチームで議論して行う、指導者もヒントを示すが
答えは言わない、現場の当事者が考え、即、実践するストーリー展開は、まさにトヨタ式。

話は飛びますが、2000年ごろからトヨタ式を実務に取り入れ、現在に至っています。
一つの工場だけでなく、調達先や販売拠点をつなぎ、物流のあり方も後工程引きの考え方で
流れを作って、無駄を可視化して、継続的に改善を続けて行くスタイル、トヨタ式です。

この本の日本語版が17年も出版されなかったのは残念ですが、現在、日本で成功している
多くの「ものづくり」企業で、トヨタ式を導入・展開している方々も、この本を読むと
自分たちが実践してきたことを復習・点検できる教材だと思いますし、見過ごしていた
新たな視点も「視える化」できるかもしれません。

そして、家庭と仕事との関係も小説ストーリーで関連付けされており、
人生と仕事について、何が大切かも考えさせられる本だと思います。

企業の「ものづくり」に関わっている方々や経営工学を専攻している学生、
また、仕事の追われて家庭を犠牲にしている方々には、特にオススメだと思いました。

 最後に、近い内に文庫版が出版されれば、更にすばらしい。
これは西欧版「ものづくり」参考書というより、トヨタ式…

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書 (298))

[ 新書 ]
メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書 (298))

・松永 和紀
【光文社】
発売日: 2007-04-17
参考価格:
販売価格:
メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書 (298))
松永 和紀
カスタマー平均評価:  5
感動しました。

極めて誠実な姿勢で貫かれた本書の中でも、特に最終章に示された、
健全なものの見方を子供達に伝えていかなくてはならないという
使命感から動かれている方々の紹介には、涙が出ました。

マスメディア、国家戦略、農業保護、官僚組織の無責任と自己防衛、
市民団体とその思想、そして「消費者主権」の名の下に似非科学に
迎合していく食品流通業及び食品製造業、添加物批判で潤う調味料
メーカー、マスメディアの御用(誤用?)似非科学者、確信犯的な
「食品ジャーナリスト」の霊感商法、正論を吐いては仕事にならな
い科学ライター・・・。

「科学的な判断」を退けてしまう「敵」は、このように数多く、し
かもその利害が複雑に絡み合っているだけに、日本人の食の「不安」
を解消することは困難と思えてならなかったのですが、松永さんと、
そして、本書で紹介されていた冷静な方々の勇気ある言動には、
よりよき未来の可能性を感じることが出来ました。

この種の言説は、敵が多いことでしょう。遺伝子組み換え・中国産・
添加物・環境ホルモン等々を最初からクロ(危険)と決めつける
二者択一思考に、我々は慣らされきっているのですから。
マスメディアの自浄にも期待は持てません。

しかし、「それでも、地球は動く」を持ち出すまでもなく、
社会状況が非理性的であるときこそ、科学の役割は大きいのです。
どうかこの姿勢を貫き、あくまで科学の立場で、正しい情報を広く
社会に知らしめ続けて下さい。 「食の安心」を得る方法がここに
 私は5☆はほとんど付けたことがないが、この本は5☆だ。著者は農学部の修士課程を出て1
0年毎日新聞の記者も経験したフリーライターである。非常に読みやすいし、論理は科学的で
合理的である。
 出版されたタイミングも良かった。皆の食の安全に関心が高まっている。「あるある・・」
「ミートホープ」「BSE」メディアは食の安全を少しでも脅かす者に対してはバッシングを
浴びせる。テレビの安易な健康番組、一部の研究者・医者、知識も勉強欲もなくただ売りたい
ためだけのマスコミ、そして無知な視聴者、これらが絡まって、エセ科学が蔓延する。環境ホ
ルモン、食品添加物、合成着色料、遺伝子組み換え食品、無農薬、有機農法、化学物質過敏症
、マイナスイオン、中国産野菜などなど。私は当然と危険、安全、体にいい、悪いと思い込ん
でいた物が実は何の科学的根拠もないことがわかった。目から鱗であった。メディアにはもっ
と勉強して貰いたいし、煽るような報道は止めて貰いたいし、視聴者・読者はもっと賢くなら
なくてはいけないと感じた。 目から鱗
「あやしい健康情報とニセ科学」の副題が示すとおり、最近話題になった「納豆ダイエット」や「寒天ブーム」の裏側をわかりやすく説明しています。「健康食品ブーム」は昔からありますが、特定の食品の効用が公に証明された例は聞いたことがありません。むしろ、栄養素の偏りを防ぐためには、できるだけ多くの種類の食材をとる方が望ましいのは、いまや常識です。

食品添加物をやり玉にあげるのも、メディアのお得意です。本書に書かれている通り、添加物を全く使わない加工食品(ここでは明太子の例)は、一般消費者にとって、取扱がたいへんなことに加え、食中毒の危険性があるので、非現実的です。

無農薬食品の危険性については、衝撃的でした。植物が害虫から身を守るため、ファイとケミカルという天然農薬を作りますが、人体に対する影響はわかっておりません。
天然は良くて、人工は悪いという単純な区分けは極めて危険です。小学校の総合学習で未熟なジャガイモを皮のまま食べて、食中毒(ソラニンというファイトケミカルが原因)を起こした話はその典型でしょう。ちなみにジャガイモの芽(これが有害なのは誰でも知っているでしょう)に含まれている成分と同じです。

「○○は健康にいい」とか「△△は危険」とか、センセーショナルな話題を提供することで、テレビは視聴率を上げ、週刊誌は売り上げを伸ばしてきました。
結局は、我々視聴者(読者)が利口になるしか手はありません。本書の巻末に書かれた「科学情報を見破る十カ条」は大いに参考になります。 メディアの嘘を見抜く眼
「発掘!あるある大辞典2」の「納豆ダイエット」の捏造が明らかになったときは、思わず吹き出した。「えっ、これみんな信じていたの!」というのが率直な感想だった。ただ、納豆は優れたタンパク源だから、たとえダイエットに効果がなくても、食べすぎなければ実害はない。

DDTの再評価の話は、本書を読んではじめて知った。DDTに発癌性があるという疑いがもたれ、60年代後半から70年代はじめに使用を禁止されてから、制圧されたかにみえたマラリアが復活し、WHOが十分な管理のもとでの使用を奨励したということである。現在、マラリアのため全世界で毎年100万人が死亡している。DDTは分解しにくいので悪者にされたのだが、人体に対する毒性が低いこと、効果が持続することから、あらかじめ壁にスプレーしておくと壁にとまった蚊を確実に殺すことができる。むろん、農薬としての使用は奨励していないから、人体に蓄積する心配もない。

今まで、特定の物質(自然、人造を問わず)に対する「過大な期待」や「過大な忌避」は散々繰り返されてきた。納豆やマイナスイオンは実害がほとんどないが、DDTの件は深刻である。本来、救える命を数百万人単位で見殺しにしてきた。ただ、「夢の薬」として無制限に使用を続けていたら、PCBのような無視できぬ中毒患者を出していたかもしれない。

全ての物質(自然、人造を問わず)は、多かれ少なかれ人体に対して有益な作用と、有害な副作用をもつ。これらをうまくコントロールするのが人類の英知であるはず。「そのためにマスコミは何をすべきか」「教育の場でどう教えるべきか」という「提言」があれば、より「説得力」がであったと思う。 国民ひとりひとりが正しく知るべきこと
?が危険であると報道するメディア。その危険性ついて語る「専門家」。
?が体に良いと主張するテレビ番組。その裏づけを語る「専門家」。
こういったことを頭から信用するのはやめなさいという趣旨の本。

具体例をあげ、その何処に問題点があるのかを指摘している。
恥ずかしながら、環境ホルモンの件などは、この本を読むまで疑ってもいなかった。
嘘の情報に操られて、そのの発信者に利益を与え、そうでない人に不利益を与える危険性について考えさせられる。

「無添加」、「有機栽培」などは印象の良い言葉で、「添加物」などは印象の悪い言葉だが、この本を読むとその印象が変わってくると思う。 報道を疑え


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 更新日 2007年9月1日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク